額装:大久保 豊子
ウズベキスタンの水彩画の額装です。
フレームにペイントをして、描かれている建物の柄を再現しています。フレームの中はウズベキスタンの砂漠の砂色の化粧紙を貼り込んで箱型に仕立て、作品を浮かすように固定しました。車輪の轍をパステルで描いて遊び心を加えました。
額装:詩琳
ベトナムで出会った刺繍の額装です。
2色のシルク生地を貼り込んだマットを仕立て、画面の左右に配しています。両開きの引き戸の外に咲く蓮の花のようなイメージです。ニュアンスのある白で仕上げられたシンプルなフレームにおさめ、さわやかでモダンな印象に仕上がりました。
額装:中川 きよ江
新聞に掲載された「水辺に映る紅葉した山」の写真の額装です。
写真部分を裏打ちし、水面と陸との境目を折った状態で固定しています。深いモスグリーンの和紙を貼り込んでボックス型に仕立てた額の中央におさめ、自然の静けさを感じさせるような作品に仕上げました。
額装:古山 弥生子
イングリッシュハーブガーデンの解説がかかれたポスターの額装です。
絵の中央に描かれているガーデンデザイン4種を水彩絵の具でマットの四隅に再現してアクセントにしています。さらに絵の具、インク、マーブル紙、金箔等で幾重にも枠取りをして絵を引きたてています。クローバーのモチーフの細縁がとてもよくマッチしました。
額装:手嶋 慶子
イギリスで出会った版画作品の額装です。
深い青の別珍を背景と側面に貼り込み、さらに澄んだ明るい青のシルク生地で貼りくるんだベースを浮かせて固定し、その上に版画作品が浮くように立体的に配しています。シンプルですが、影の落ち方が美しい静かな作品に仕上がりました。
額装:瀧山 知恵子
琉球紅型作品の額装です。
紅型作品を裏打ちし、2色の赤い布で仕立てたマットを被せ、彫刻が美しい額に納めました。描かれている鳥の羽の模様と額縁のレリーフがよく響き合っています。
額装:日野 千世
表紙が美しい手帳の額装です。
変形のマットを仕立て、2段重ねた中央に手帳を埋め込むように固定しています。深いブラウンとゴールドのフレームにおさめ、クラシカルに仕上げました。
額装:中野 倫子
アンティーク吸取り紙の額装です。
インクとペンで文字を書いていたころ、様々なショップやメーカーなどが自社の宣伝を兼ねた吸取り紙をギフトとして配っていました。今でもコレクターが沢山いる人気ものです。これはアルファベットがデザインされた辞書メーカーの吸取り紙で、デザインに使われている数色を抜粋して、共色の色紙をアトランダムな幅に切ってマットの窓際に貼り込み楽しいアクセントにしました。
額装:丸尾 久美子
クリスマスオーナメントの額装です。
ぼかし染めにされた和紙を背景にして、オーナメントが宙に浮いて見えるよに固定しています。
赤い布を貼ったアーチ形のマットを被せ、暖かな室内からオーナメント越しに夕空を望むような作品に仕上がりました。
額装:叶多 泰子
カードの額装です。
こげ茶色の別珍を貼り込んだマットを二重に重ね、落ち着いた雰囲気のスタイルで仕上げています。黒いフレームが女性のドレスの黒と呼応して引き立て合っています。
額装及び刺繍制作:黒田 亜希子
美しい刺繍作品を時計に仕立てました。
フェルトで作ったマット部分にも同様の刺繍を施し広がりを持たせました。アクリルでカバーし、メカを仕込んだ本格的な仕様になっています。
額装:児玉 由美子
縄文展のミュージアムショップで出会った土偶のワッペン6枚の額装です。
丸窓のマットと縄文の図柄を組み合わせた中央に、ワッペンを浮かせるように固定しています。
額装:杉浦 洋子
パステル画の額装です。
窓際に鳥の柄を思わせるようなマーブル紙を入れてアクセントにしています。
額装:門野 早苗
様々な羊の種類が描かれた大きめのポスターの額装です。
毛糸の見本帳から取り出した様々な色の糸を巻き込むようにして貼りアクセントにしています。色鮮やかなウールの世界が完成しました。
額装:立野 康代
小さな版画作品の額装です。
深い2色を上下に貼り合わせたマットを仕立て、中央のイメージを広げています。
額装及び額縁制作:高田 邦子
スプーンが描かれたポスターの額装です。
麻布でマットを仕立て、刺繍糸を縫い付けてアクセントにしています。額縁は、中央の絵をまねて新聞をちぎったものをコラージュし、アクリル絵の具を塗り重ねました。
額装:門松 真理
アンティークの小さなラベルの額装です。
台紙にミニラベルが仮止めされた状態で購入したものですが、一度すべてをはがして上部だけを固定し、下部にかさ上げを入れて「ふわっとめくれている状態」にして納めています。
三段重ねの立体的なマットは色違いで2点仕立て、揃いの額縁に入れました。対で一つのハーモニーを奏でてくれる作品です。
額装、画:丸山 正子
水彩画の額装です。
枝と共色のこげ茶色を窓際に入れたマットを仕立て、シルバーとグリーンのフレームにおさめています。モダンで軽やかにな雰囲気に仕上がりました。
額装:五月女 早智子
本の額装です。
本のイメージに合わせたアーチ形の特別な”ニッチ”(壁に作る装飾用の窪み)を作り、額の手前からいつでも本が出し入れできるように仕立てていています。閉じ込めるのではなく、時には手に取って本を楽しめる額装です。
額装:松尾 勲子
壱岐の”鬼凧”の額装です。
背景にぼかし染めされた青い和紙を貼り込んだ”箱型”の額装で凧を納めています。ぼかしの背景のグレー部分が遠い山並みにも見え、大空を舞う凛々しい姿に仕上がりました。
額装:河合 みさを
猫が描かれた版画の額装です。
手染めされたオレンジの化粧紙を貼り込んだ立体的なマットに、彫りの美しい額縁を組み合わせて温かみを演出しています。
額装:青山 八千代
モロッコのタイルの額装です。
タイルの四隅を厚みのある円のマットに埋め込むように固定しています。ブルーグレーのマーブル紙がミステリアスな雰囲気を添え、タイルのモチーフと似たレリーフを持つ額縁が華やかに全体をまとめてくれました。
額装:石川 陽子
ポストカードの額装です。
ライトグレーで仕立てたマットにぐるりと溝を廻し、底部にアクリル絵の具で肉厚にペイントをしてアクセントにしています。小さなポストカードに広がりと奥行きが加わり、魅力的な作品に生まれ変わりました。
額装:前川 沙奈江
ゴッホ美術館で購入したポストカードの額装です。
10枚のカードをバランスよくレイアウトし、それぞれの窓際にアンバーな金箔を貼って仕上げています。飾る空間を考慮し、全体を明るいブルーで纏めました。
額装:持田 満子
版画の額装です。
マット上に深い茶色のコットン紙を貼り、その上と内側に幾重にもラインを入れて装飾的に仕上げました。18世紀ヨーロッパスタイルの額装です。
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